オーディションに小4~80代、43人参加 7月砥部町民ミュージカル
砥部焼磁器創業240年を記念して7月に上演される砥部町民ミュージカルのオーディションが22日、愛媛県砥部町宮内の町中央公民館で開かれ、町内外の小学4年生から80代までの43人がダンスや歌唱などの審査に挑んだ。
ミュージカルのタイトルは「シンパシーライジング~砥部焼物語」で、東京オリンピックの聖火台を砥部焼で作ろうと窯元が世代を超えて奮闘するストーリー。同町出身の映画監督大森研一さんが脚本を手掛け、町が坊っちゃん劇場(東温市)に委託して制作している。
演出家の忠の仁(ただのじん)さんら4人が、技術面だけでなく意気込みも評価。ダンス審査では、直前に発表された振り付けを参加者が一生懸命覚え、生き生きした表情も心掛けながら懸命にアピールしていた。